ある一瞬の出会い

ブログを読んでくださっている皆さんこんにちは
「悩みがあれば心理カウンセリングへ」心理カウンセラーの水野綾子です
昨日は仕事で移動が多く、方向音痴の私には試練の連続でした。
思えば方向音痴だと自覚したのは小学生の時。地図は読める(自信があっただけ)私は、映画館へ行くために友達に「こっち」と胸を張って先導した先は全くの反対方向だったり・・・
そんなことを繰り返し「私は真の方向音痴だ」と、認めざるをえないようになりました。
時を経て、SNSが広まり、地図もAIも方向音痴の私にとってもありがたい時代。ただ、それでも道を間違えることがしょっちゅうなのですよね。(方向音痴あるあるでしょうか)
ここには「こうであるはずだ」という強い思い込みが働いていることが後に冷静になってみればわかるのですが、その時は必死にただ行動しているんですよね。
昨日は駅からバスにのって目的地に行きたかったのですが、駅の改札に出る際道を尋ねられ、それの対応で時間の焦りがあり、調べたにも関わらず全く逆方向のバスに乗ってしまいました。

目的の駅につかず、不安と焦りでバスの運転手さんに尋ねたところ、その運転手さんが「お金はいいから、ここから電車でこうやって行った方が早いですよ。バスだと1時間はかかってしまうから」と、詳しくそこからの道順を教えてくれました。
人間、焦りと不安の中での優しい対応って本当に身に沁みます。久しぶりに涙が流れそうな瞬間でした。
実はこの時の私の心の中って、
①違うバスに乗ってしまった、時間は30分くらいの遅れかな。それなら何とかなりそうだけど・・・
②しかし違う駅に着いたらどうやって戻ったらいけるのだろう。なんで乗り間違えたんだ、馬鹿な私・・・
③もし30分以上遅れたとしたらその先どうしよう。色々行動を考えなくては・・・
などなどたくさんのことをシミュレーションして一人であーでもない、こーでもない、と考えていました。
色々考えることはリスク回避としていいのですが、自分自身で自分を批判し、焦りと不安も増強させていたんですよね。
バスの運転手さんに、道を教えてもらってお代はいいよ、と言われたことで私自身は気持ちを汲んで寄り添ってもらった感覚を受けました。だから涙が出そうだったのだと思います。
ほんの一瞬の出来事だし、運転手さんにとってはいつもの事なのかもしれませんが、そんな一瞬が誰かの心を助ける事ってあるんですよね。
私自身、まだまだ余裕がないと気付かされる反面、そんな人になりたいとまた感じたそんな出会いでした。
私の好きシリーズ
私は人との出会いがすき!(暖かい出会いからたくさん学びたいと感じています)
また好きなことが一つ増えました!今日はどんな一日でしたか?また明日、好きな事報告しあいましょう
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー
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