世界は自分で作っている

世界は自分で作っている、そう聞いて何を訳の分からないことを・・・と思う人もいるのかもしれません。ちょっとスピリチュアル的な言葉のように聞こえますよね。

これは決して、念じればかなう、というような話ではなく、物事を解釈するとき、自分のこれまでの経験や考え、癖、遺伝的なものを含めて自分自身が解釈している（感じている）のです。

よくタイプ理論などで（私もMBTIは好きですが）外向的・内向的などは遺伝的なものは５０％以上関わっているとされますが

それだけではなく、個人的に重要と感じているもの（パーソナルプロジェクト）や環境・求められているものなど様々なことが絡まって自分で解釈して世界が作られています。

身体が人それぞれなのと同じように、その人それぞれで同じものを見ていても解釈や見え方が違うのです。不思議だと思いませんか？

例えばひとつ、物事をとってみても、夫婦やカップルだろうとみる世界は違います。それは当たり前なことなのです。

人は自分が見る世界を他人も見ている、と勘違いしていますが、それはそもそも違います。相手に対しても自分で物語を作ってみているからです。

相手はこう思っているに違いない、こう感じて当然だ。
その考えがそうかもしれないし、そうでないかもしれない。
だって違う人間で違う脳みその人間だからです。

あなたが人間関係で何か不具合を感じた時は、自分の世界を相手も感じているはずだという意識が強く働いている時かもしれません。そのような時はその考えを振り返ってみてもいいかもしれませんね。

まずは知ることからすべてが始まるのです。

投稿者プロフィール

水野 綾子くれたけ心理相談室（名古屋本部）心理カウンセラー

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