なんでおりない??

ブログを読んでくださっている皆さんこんにちは
「悩みがあれば心理カウンセリングへ」
心理カウンセラーの水野綾子です
朝の通勤時間帯の電車の中では、
「ドアに近いお客様は一度降りて頂いて、
お降りになりたい方を優先ください」
のようなアナウンスが流れます。

ドア近くにたっている人がいると、
・駅で降りたいのにその人が障壁になって降りることが出来ない
・乗り降りに時間がかかってしまい、電車の出発が遅れてしまう
・けが(転倒)等が起こりやすい
などが考えられるためでしょうか。
さて、実際を見てみるとどうでしょう。
・アナウンス通りに駅ごとに毎回降りる人
・ドアの前だけれど降りない人
と別れていることに気づきます。
さてこの違いは何でしょうか。
この降りない人をみて、あなたはどう思いますか?
例えば、ここに
・小さい子供連れ
という(外見的な)情報があれば、
「子供連れだし、移動できないんだなぁ」
と感じ、
ドアを降りないことに賛成、理解を示すことになるかもしれません。
反対に、
・携帯を見ている
・若くてたくましい
などの(外見的)な情報があれば
「あの人邪魔なのになんで移動しないんだろう」
と感じるかもしれません。
この差は何でしょう。
どちらも同じ行動をしているのに、感じ方が違いますよね。
その理由付けって、(感情が動く原因)
自分で作っています。
「あの人はこうのはずだから」
「ここはこうするべきだから」
その自分にとっての正解と照らし合わせていることが多いです。
社会的、倫理的なことはこの考えが必要な場合が多いのですが、
これが日常生活やプライベートの人間関係に持ち込まれると、たちまち不具合を生じます。
そして、大事なことは、
その行動は自分にとっては不正解のモノも
その人にとっては正解なことがあることです。
その人の正解(確信)で動いている、ということです。
世の中は自分のメガネを通して観ています。
その世界は自分しか見ていないのです。
だから、たまに不具合を生じてしまいます。
何か違和感「?」を感じた時
そのことを思い出してください。
私にとっての正解で物事を見ていないか
私にとっての常識で物事を見ていないか
そうすると、また
違う視点で相手を感じることが出来るかもしれません。
全ては知ることから始まるのです。
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー
-
ご覧いただきありがとうございます。
悩みをカウンセリングで話すこと、とってもお勧めです。
ごゆっくりご覧くださいませ。
水野綾子のプロフィールはこちら
最新の記事
考え方2025年12月19日なんでおりない??
水野綾子はこんな人2025年12月18日特に記憶に残らない日々の中に
心理療法2025年12月17日世界は自分で作っている
研究から2025年12月16日偽りの自分をずっと続けると・・・





