生きること死ぬこと~命をつなぐ~

ブログを読んでくださっている皆さんこんにちは
「悩みがあれば心理カウンセリングへ」
心理カウンセラーの水野綾子です
人間は生まれてきて、やがて終わりを迎えます。
その中で子供を作り次の世代へと命をつないでいきます。
けれど、違う形で命をつなぐ方法があるのだと、看護師時代に学びました。
いつもとちがう手術現場
私は今まで手術室で看護師をしていました。
手術室ではたくさんの手術に関わったのですが、中でも移植の手術は印象的です。
移植と言ってもたくさんの種類がありますが、中でも脳死判定をうけた方から臓器提供を受ける場面はいつもの手術と異なります。
何らかの原因で脳死となった方は、度重なる判定を受け脳死移植へと進みます。(まず決定するまでにもたくさんのプロセスを挟みます)
脳死された方から臓器を摘出し、ドナーへ臓器を移植するのです。
脳死判定をうけ、提供が決まった方の手術は、いつもの「生きるための」手術とは全く異なります。
夜中の手術なので、より静かで、厳かで、けれど時間が勝負なのでしっかりと任務を全うしながらすべての医療関係者が責務を全うします。
入室時には動いていた心臓が、手術の途中で止まり、臓器が取り出され、それが保管され、運ばれます。
一つの命が終わり、次の命のために動き出す瞬間です。
このような出来事があるたびに命の大切さ、周りの家族の葛藤や次の命につながる現実、様々なことを考えさせられました。
生も死も、始まりも終わりも、どちらもあることが世の常です。
「しっかりと生ききる。」そうでありたいし、そうであってほしい。そんなことを思いながら今日も皆さんの心と向き合っています。
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー
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