特に記憶に残らない日々の中に

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「悩みがあれば心理カウンセリングへ」
心理カウンセラーの水野綾子です

今日ふとすれ違った男性をみて、昔とても好きだった担任の先生の背中を思い出しました。子供の頃の先生との出会いってとても大きな影響力ですよね。

その思い出を思い出しながら何が好きだったのか、何が影響していたのか、と具体的に考えてみました。

その先生との記憶って、思い出すのはいつも楽しそうにニコニコしていたことです。
スポーツ万能で、先生自身が体育の時間にとんでもない距離を走り幅跳びしたり、昼休みにみんなでバスケットをしたり、一緒にした記憶がとても多い先生です。

生徒と一緒に楽しんでくれる。それを何か言うわけではなく、たしなめるわけでもなく、ただ安心していられる、そんな先生でした。

大人なのに、一緒に(全力で)体育もしてくれるし、(全力で)バスケもしてくれる。同じような目線で体を使って過ごしてくれる。そこに安心感があったのかもしれません。

不思議なことに何かを解決してくれた、とか、すごく相談に乗ってくれた、というエピソードはなく(忘れているのかもしれませんが)ただ好きだったなーという記憶が残っているのです。

あの頃の私にとって、学校をつまらないものから(その時間だけは)楽しいものに変えてくれたのは間違いなくその担任の先生だったと思います。その時間を提供してくれた、先生にはとても感謝しています。

なんだか、そんな小学校の先生を思い出しながら、楽しかった、穏やかな記憶って忘れがちだよな~と思いました。
嫌な、辛かった記憶って、脳の構造上も残りやすいけれど、こうやって楽しかった、穏やかで平穏な記憶は忘れがちです。

忘れがちな記憶の中にこそ、今の自分に必要で心の温まる、大事なことが隠されている気がしています。
物事は多面的ではあるけれど、良くない事の裏には、きっと良かった事もどちらではない事も隠されているんですよね。

たまには何にもない、穏やかなあの頃を思い出してそれに浸ってみる時間を作ることも、大切かもしれませんね。

何事も知ることからすべては始まるのです。

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水野 綾子くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー
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