私が看護師を辞める時の話

ブログを読んでくださっている皆さんこんにちは
「悩みがあれば心理カウンセリングへ」心理カウンセラーの水野綾子です🤗
看護師シリーズ第3弾♪なぜ看護師をやめたのか、です。
私が看護師を辞めた理由はもちろん一つではありません。物事は単純ではなくたくさんの事柄が絡み合っているからです。
その中で一番大きなことは
患者さんに寄り添えない、と感じたこと
でした。
コロナという大きく社会情勢が変わる中、医療体制や業界も影響を受けていたころです。病院体制も大きく変わり働き方や状況も変わりすべての医療従事者が疲弊していた頃ではないかと思います。
私自身はこれからの看護師人生を考えるうえで、どういうキャリアに進めばいいのか、と考え始めた頃でした。
日々の業務に追われ、マルチタスクをこなす中、ある患者さんに出会いました。
婦人科系の疾患のため手術室に入室したその患者さんは、手術前に「手術したくないんです」そう言ったのです。
私はこの患者さんの異変に最初に気づくことが出来ませんでした。それは「後輩たちに教える」という名目の元、患者さん以外のところに目を向けていたからでした。
もちろん、教育も手術の流れを円滑にすることも、最終的には患者さんに還元されることですので、とっても意味のある有意義な仕事です。
ただ、私は「患者さんを看る」という基本的なことが出来なかった自分の働き方を実感し、限界を感じてしまったのかもしれません。
最終的には、手術前に患者さんと話し合い、手術を受けることに納得し手術に挑まれ、手術後に「ありがとう」という言葉までいただくことが出来ました。
しかし自分の中で「どうしてあの時私は一番大切にしたかった”患者さん”を看ることが出来なかったんだろう」という気持ちがとても大きく残りました。同時に看護師としての限界を感じてしまったのです。
私自身が器用な人間ではありませんので、業務をこなしながら患者さんを看ることが出来ない、と感じたのだと思います。
たくさんたくさん考えました。本当にたくさん、です。
今までの頑張ったキャリアも、勉強も、人間関係も、私には手放すことはできなかったし、だけど自分の気持ちはついていけない。
最終的な決断までは1年ほどかかったと思います。
「看護師をやめよう」
自分にとって、本当に大切だと感じることをしよう。それは「人の心」に寄り添うということだ、と気づいたのです。
それが心理学の道へと進み始めたきっかけでした。
今、心理カウンセラーになって、改めて振り返ると、すべてのキャリアには意味がある、そう思います。
看護師としての経験のおかげで医療知識や医学用語も理解することが出来るし、その分野のクライアント様ともお話しすることが出来ています。
なによりそこで得た自分の知識は、自分の人生に様々な選択肢の幅を広げてくれます。
今、転職、キャリアにおいてもし悩んでいる方がいたならば、どのような選択肢でも正解なのです。それまでの過程も、意味のないことは一切ないことを覚えておいてくださいね。
昨日の私の出来た事チャレンジ
新しく固定ページを作成することが出来た!偉い、私!
私もあなたもすばらしい!今日はどんな一日でしたか?また明日、出来た事報告しあいましょう🫡
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- くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー
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