そう思うには訳がある

ブログを読んでくださっている皆さんこんにちは
「悩みがあれば心理カウンセリングへ」心理カウンセラーの水野綾子です🤗
看護師時代のお話しです。(プライバシー保護のため、色々な方のエピソードを織り交ぜています)
「私、あの先生とけんかになったんですよ。とにかく、あの先生は、患者を下に見てる。あの高圧的な態度が嫌なんです。」
そう無間にしわを寄せながら、私におっしゃる患者さんがいました。
「そうなんですねー」と言いながら、じっくり観察(この時から観察するのが癖でした)
というか、その方自身、しっかり病気に向き合えず、医師の指導を守れていない方でした。
そして看護師に言う暇を与えず自分の主張をひたすら唱える様子が印象的。
そう、看護師に対して「高圧的」な方という印象だったのです。

人の振り見て我が振り直せ
私にはこの言葉が思い浮かびました。(批判しているわけではありません)
「投影」という言葉があります。目の前の人は自分の映し出した鏡であるという心理学用語です。これがまさに私には「人のふり見て我がふりなおせ」と同義語に感じます。
その人の行動や言動をみて、それを理解するのはすべて自分であるという考え。
例えばこの場合、「高圧的だ」と感じたこの方自身が他人に対して「高圧的」な態度をとっていた。もしかしたらそれに気づけるチャンスだったのかもしれません。
または普段「高圧的」である所を必死に隠して、生きているのに、「高圧的」な態度を見せることが出来ている人を「いやだ」と感じる場合もあります。
どちらにせよ、「高圧的」というものを意識する「潜在意識」が働いていることから「この人は高圧的な態度である」と認識するんです。
(あくまでも「考え方」の観点の話です)

つまるところ、自分の考え・感じ方が見え方を変え、行動まで変える。
何か人生に詰まった時はおそらくこの「考え」が影響していることが多いのです。
そういう時は自分の考えを整理することがお勧め。
自分はこれを「いや」と感じている。それはなぜだろう。そのように考えていくのがカウンセリングです。
自分の今まで気づけなかった考えに気づくことで幅が広がり、柔軟に物事を見ることが出来ます。
今日もブログをご覧いただきありがとうございました。
夏本番になってきています。体調にお気をつけお過ごしください。
昨日の私の出来た事チャレンジ
沢山歩く事が出来た!偉い、私!
私もあなたもすばらしい!今日はどんな一日でしたか?また明日、出来た事報告しあいましょう🫡
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー
-
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