今なぜ怒った???

ブログを読んでくださっている皆さんこんにちは
「悩みがあれば心理カウンセリングへ」
心理カウンセラーの水野綾子です
喜怒哀楽

怒ったり悲しんだり楽しんだり嬉しかったり。
様々な感情が人間にはありますよね。時にそれが自分を苦しめたり、生きづらくなったりすることにつながります。
自分の感情が動いたとき、落ち着いた後にでもその出来事を振り返る作業が必要な時があります。その作業はとってもめんどくさいし、もしかしたら辛いものかもしれません。けれどその作業が自分を知ることにつながるのです。
怒った時、何にあなたは腹を立てたのでしょうか。
あなたの大事なものを適当に扱われた?
重いもよらない相手の行動に?
相手(他人)の行動で怒りの感情が出てきたとき、それは相手の中に自分を見ていることが多いと言われています。
「自分が大切に考えている事を全く守らずに行動している他人」に向けて怒っているかもしれないし、
「自分が(できない)本当にやりたいことを(簡単に)できている他人に向けて」怒っているのかもしれません。
その怒りの根源には「自分の想い」が隠れていることが多いです。そもそも世界は自分の頭で作られているので自分の思考で感情が動いているというのは何となく腑に落ちるかもしれません。
野球の大谷翔平選手が、「相手に対して怒りが出てきたとき、それを見て 自分はそれを大切に考えているんだ、と自分の良いところをまた発見できた。 そう考えるようになって怒ることがとても減った」というような事をおっしゃっていました。
たくさんのべきが隠れている
例えばごみをポイ捨てする人をみて、「なんであんなことをするんだ」と怒りがこみあげてくるとします。
それは
・両親や学校や社会(倫理)に「ごみはポイ捨て」してはいけない と習ってきたし、それを(しっかりと)守ってきた自分がいるし
・そんなことを自分は出来なくて我慢してきたけれどあの人は簡単に(平気で)している。
ごみはごみ箱に捨てるべきだし、ポイ捨てはしてはいけない(と思っている)。それをする人は罰せられるべきだし、批判を受けるべき。(守っている自分は称賛されるべき)
ごみの問題だと社会的マナーとか、文化的背景もあるのですが、その感情が苦しさにつながっているのなら、もう少しその「べき」のハードルを下げる必要があるのかもしれませんよね。
もしたくさんの自分の想い・考えを出すことが出来たら、その対処方法(行動)や考えも変わってきます。
やっぱり自分の想いを自分自身が知ることからすべては始まっていくのです。そのような作業がカウンセリングの得意分野です。
一人でもカウンセラーを交えてでも、自分を知る作業、一度やってみてくださいね。
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー
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