自分の正解が正解でなくなった瞬間

ブログを読んでくださっている皆さんこんにちは
「悩みがあれば心理カウンセリングへ」心理カウンセラーの水野綾子です🤗
幼いころ、母がドアの角に足をぶつけました。
それを見てとっさに私は笑いました。口角を上げ、少し「ははっ」と声を上げたんです。
その私の行動を見て、母は「人が痛がっているのに笑うなんてひどいね」そう言いました。
私はこの時から「人が痛がっている時、笑うことはいけないこと」と学びました。これは私にとって、とっても大きな出来事だったのです。
心理学を学んでいるとき、この記憶がふとよみがえってきました。
この時、私は決して母の痛みに耐えている姿を面白がっていたのではありませんでした。私はとっさに起こった出来事に対して「笑う」という方法しかその時は知らなかったんです。
そしてその気持ちは「びっくりした」「痛そうだな」というものでした。
だけどそれを説明する事も弁解することも出来ず、ただ怒られたことが悲しかった記憶があります。
そしてこの「笑う」という方法を得たのには父の影響がありました。
私の父は「笑う」というコミュニケーションをよくとる大人だったのです。これを見て、子供の私は笑うことを学びました。
どのような時も「笑う」ことを学んでいた私は、やがてそれが習慣になりました。それが私にとって「正解」だったんです。
この間違った「笑う」は人を不快にさせてしまうこともあるんだと初めて学んだ瞬間です。
「笑う」という行動には「面白い」「おかしい」だけではなく「悲しい」「びっくり」「恥ずかしい」などたくさんの感情が含まれています。表現の仕方も人それぞれです。
なので一つの行為だけで相手も自分も判断できないと思うのです。
物事には色々な側面があります。ある一つの、一時期の感情や行為がその人のすべてではありません。もちろん自分自身もです。
自分が「正解」だと思っていること。もしかしたら他の人にとっては「正解ではない」ことって意外にあったりします。だからこそ自分の考えを整理し、検討する必要があるんですよね。
カウンセラーってそのようなことが得意なんですよ。一緒に考えていきましょう。
昨日の私の出来た事チャレンジ
やりたい事が全部出来た!偉い、私!
私もあなたもすばらしい!今日はどんな一日でしたか?また明日、出来た事報告しあいましょう🫡
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- くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー
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