嫌いの心理学
「あの人が嫌い」
「相手に嫌われている」
「どうしても無理」
そんなことってありますよね。
カウンセリングのご相談でも、人間関係の中でどうしても好きになれない。嫌いだ、というご相談を受けることも多くあります。
この「嫌い」という感情についてお話しします。
そもそもひとの嫌いという感情。
「投影」というものが影響しています。
その人を嫌いと感じる時、それを感じているのは自分です。(当たり前ですが・・・)

そして何が嫌いなのか、考えてみると、例えば「声が嫌い」「顔が嫌い」「言葉遣いが嫌い」などなど様々な理由がありますよね。(そんな単純なものばかりではありませんが)
その理由って、深く深く掘り下げてみると「自分が気にしていること」だったりするんです。不思議じゃないですか?
何を言っているのかわからないと思いますが、相手は自分なんです。
その嫌っている部分って、自分の中の嫌っている部分なんです。その抑圧した部分を出している相手を嫌っているんです。
そりゃぁ、いやですよね。自分の嫌な部分を相手は見せてくるのですから。
そんなはずない!そう思う方もたくさんいると思います。そうかもしれません。例外というものがあるかもしれませんから。
だけどもし、もしかしたら、万が一相手が自分であるとしたら、変わることは「自分の考え」「自分」なんですよね。
自分を変えるのならばなにか変わりそうな気がしませんか?
そしてもし相手に嫌われているのなら、相手は貴方の中に「自分」を見ているのかもしれません。そう考えると原因が「自分」でなく「相手」にあるということがわかります。そう、考える人自身の問題なんですよね。
普段から難しく考える必要はないと思います。ただ、それが生きにくさにつながった時、この「投影」を知っておくことで少し楽になれることがあるのです。
もちろん考えの妥当性を検討したくなったらカウンセリングをご利用くださいね。
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー
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