「あえて未完成」を選ぶ人が幸せになるシンプルな法則

ブログを読んでくださっている皆さんこんにちは
「悩みがあれば心理カウンセリングへ」心理カウンセラーの水野綾子です🤗
あなたはもしかして、「どうせやるなら完璧に!」とか、「中途半端がいちばん嫌い」なんて思っていませんか? もしそうなら、あなたは完璧主義の傾向があるかもしれません。
実は、完璧主義って、一見すると「素晴らしい才能」のように見えて、私たちの心の健康を蝕み、幸せを遠ざけてしまう落とし穴になることがあるんです。
なぜ完璧主義だと「損」をしてしまうのか?
完璧主義の人は、自分に高いハードルを設定しがちです。そして、そのハードルを越えられないと、自分を厳しく責めてしまいます。
たとえば、こんな経験はありませんか?
- 行動できない: 「完璧な計画が立つまで動けない」「失敗するのが怖くて、結局何も始められない」
- 時間がかかる: 細部にこだわりすぎて、物事がなかなか終わらない。終わっても「もっとできたはず」と後悔する。
- ストレスが溜まる: 「こうあるべき」という理想と現実のギャップに苦しみ、常に緊張状態にある。
- 人間関係の悩み: 他人にも完璧を求めてしまい、イライラしたり、相手を評価してしまったりする。
そう、完璧を追い求めるあまり、私たちは「今」を楽しむことを忘れ、心の余裕を失ってしまうことがあるのです。そして、一番の問題は、完璧主義の多くは「もし完璧じゃなかったら、自分には価値がない」という心の奥底にある不安から来ている、ということです。
「あえて未完成」が幸せを呼ぶシンプルな法則
では、どうすればこの完璧主義の呪縛から解放され、もっと楽に、幸せに生きられるのでしょうか?
それは、「あえて未完成を選ぶ」というシンプルな法則を意識することです。
「未完成」と聞くと、なんだかネガティブに聞こえるかもしれませんね。でも、ここで言う「未完成」とは、決して「適当にやる」ことではありません。むしろ、「完璧ではないことを受け入れ、行動すること」です。
具体的には、次の3つのポイントを意識してみてください。
- 「60点でOK!」の精神を持つ
まずは完璧を目指すのではなく、「これなら60点でもいいか」という基準で物事を進めてみましょう。企画書なら完璧なものを出す前に、たたき台を出してみる。ブログ記事なら、誤字脱字を気にしすぎず、まず書き終えてみる。 驚くほど、フットワークが軽くなり、結果的に多くのことを成し遂げられるようになります。 - 「試行錯誤の過程」を楽しむ
完成形だけを目指すのではなく、その途中にある試行錯誤の過程そのものを楽しんでみてください。失敗しても、「これは良いデータが取れた!」と前向きに捉え直す。そうすることで、心にゆとりが生まれ、新しいアイデアも生まれやすくなります。 - 「成長」に目を向ける
完璧ではない自分を受け入れることは、言い換えれば「今の自分は、まだ成長途中なんだ」と認めることです。完璧な自分になろうとするのではなく、昨日より少しだけ良くなった自分、何か新しいことに挑戦できた自分を褒めてあげましょう。この「成長」に焦点を当てることで、自己肯定感も高まります。
あなたの幸せは「完璧の先」にあるわけではない
完璧を目指すことが悪いわけではありません。しかし、その完璧さがあなたの心を苦しめているなら、一度立ち止まって考えてみてください。
あなたの幸せは、本当に完璧な状態の先にしかないのでしょうか?
私は、あなたの幸せは「今、この瞬間」にこそ見つけられると信じています。未完成な自分を受け入れ、行動し、そして小さな成長を喜ぶこと。それが、あなたが本当に望む「心のゆとりと幸せ」への最短ルートです。
「あえて未完成」を選ぶ勇気が、あなたの人生をより豊かにする扉を開く鍵になるでしょう。
もし、完璧主義を手放すことに難しさを感じたら、いつでもご相談くださいね。あなたの心を軽くするお手伝いができれば幸いです。
昨日の私の出来た事チャレンジ
頭を使ったエクセル作成が出来た!偉い、私!
私もあなたもすばらしい!今日はどんな一日でしたか?また明日、出来た事報告しあいましょう🫡
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー
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